1999.4.16
またまた、エディタの話。
ちょっと話を聞いた QXというエディタを試用してみる。
まだちょっとしか見ていないので、大きな事は言えないが、キーの定義に特徴があった。なんと、キーの定義に「基本機能」や「マクロ」以外に、「文字列」がある。これは便利な機能だ。今チェックしてあるエディタを見たところ、他のエディタではできない。これは便利な機能だ。例えば、htmlを書く時に [SHIFT][ENTER]で<BR>を入力する事をいちいちマクロを書かなくても簡単に定義できる。まあ、僕は他には思いつかないが、良く使う単語を登録することでいろいろできそうだ。ついでに、CTRLやSHIFTを押さない英数字にも機能を割り当てられたらエディタの域を超えた使い方もできそうだ。もちろんエディタとしてもかなり使いやすくなるだろう。emacsの様に人のエディタは使えないという事になってしまうが。(^_^;) emacsの時は、かなりカスタマイズしていたので、コピー・カット・ペースト・カーソル移動やファイル操作以外の基本的なところ以外はノーマルな emacsでさえ使いづらくなってたもんなあ。でも、かなり使いやすくなっていた。
MIFESとWZにあって、秀丸とQXに無い機能として、「折り返しの自動設定」がある。なぜないのか不思議なのだが、たぶん作者は使わないのだろう。僕はSE兼PGなので、昔は80桁や136桁のプリンターで出力することを考え、自分でその桁に収まる様に改行していたが、Windowsの出現とともに大画面化を考え、無駄に改行することを止めた。プログラムリストを印刷することも無駄だしね。情報処理の勉強をしてから、プログラムリストよりも設計書をどう書くかが大切だと思ったし、プログラムも書き方しだいでバグが少なくわかりやすいものになるとも感じたし。だいたい何万行もあるプログラムを紙に出力してもわかりにくいだけだからね。エディタで見やすく検索しやすく後でわかりやすいプログラムを書く様に心がけると。変な最適化や小技を使わずにアルゴリズムで勝負する。そういう書き方をするようにしたから。また、恐ろしいことに、デバッグ環境が行表示しかできない(スクリーンじゃない)ところもごくまれにあって、変なところで改行してたらどうしようもない。まあ、そんな場合はほとんど機械語だからいいといえばいいんだけど。(^_^;) で、今は幸い unixや Windowsでは大画面化も進み、1行かなりの文字数が表示できるようになったから、助かっている。(^_^;)
まあ、通信の書き込み用テキストなんかを書く時は80桁折り返しってのもわかるが、80桁ラインが表示されていれば自分で改行するんじゃないの?と思うわけである。折り返しが自動で設定されなければ、画面の最大化も意味がないように思う。
なんとか「折り返しの自動設定」機能を付けてくれないかなあ。