1999.8.2

ViaVoiceを使ってみる2。

ViaVoiceって本当に使い物になるの?と今でも思っているが...

 今日で3回目のエンロールをすることにした。なぜって、もちろん2回エンロールしたがぜんぜん使い物にならなかったからね。
 で、エンロールの最中に「特別なしゃべり方をせずに」「普通のアクセントで」「単語で区切らずに文章は続けて読んでください」とかいろいろ入っているのだが、おいおい、そりゃあ無茶だろう。普通にしゃべるとまったく認識できんぞ。もちろん、教科書を読んでいるような変なしゃべり方なら何とか認識してくれるが。なんか中途半端な標準語ってやつ。自分でしゃべってて変やもんねえ。
 あいかわらず、6割方エンロール中も失敗して何度も発声をやり直す。あーめんどくさい。何度やっても間違えるし。
 いろいろ調べて、IBMのWWWを探したりしてみたところ、しゃべり言葉はやはりほとんどだめなようだ。新聞の文章でも読むと認識率は上がるようだが。

やっぱり、音声認識って難しいんやなあ。と思う今日この頃。
IBMのやり方は間違っていないとは思うが、ベストでもないと思う。
結局は辞書とのパターンマッチングみたいなものではないだろうか。もちろん、パターンマッチングといっても高度なことはしているのだろうが、50音+αで認識して、後は IMEとかで漢字変換するという単純なパターンのほうが認識率はいいような気もしてくる。

ここからボイスATOKによる入力をしてみる。普通に入力するよりは、多少の認識率の向上がみられる。ただし、これは音声認識の向上というよりは ViaVoiceの変換辞書の方がよいだけだと思う。

あー疲れた。やはり音声入力は止めよう。
やっぱり使い物にならんなあ、と思ってやめる。

興味本位で高い買い物をした。(僕だけではないと思いたい(^_^;)
論文の内容でも入力するならまだしも、こういう書き物や、小説などには適さないと思われる。

コマーシャルでいろいろやっていたが、メールでお堅い文章書くやつがこういうものを使用している図はなんだか面白いかもしれない。