2000.7.26

 Windows2000導入


 とうとう、Windows2000を導入した。今まで使用していた WindowsNT4.0と差し替えた形だ。

 結局、NEC AtermIB55Pro(ISDNボード)の対応を待たずに Win2000に移行した。対応が2000年7月以降となっていたのだが、「実際の対応はもうちょっと早いかも?」等と期待していたのは甘かった。しかし、7月も終わりに近づいたにもかかわらず何のアナウンスもないので、ISDNボードは取り外した。(実際にWin2000を導入したのは1ヶ月ほど前だが)
 現在は、NTT MN128SL11というルーターを使用している。このルーターなら、通常のインターネットのアクセスは LANボード経由となるので問題ない。また、Win2000にしてから、うちのシリアルポートも通信エラーを起こしにくくなったので、メンテナンス用にダイアルアップしてもストレス無く使用できるようになった。シリアルポートの方は NT4.0ではエラー出まくりだったので、ちょっとした賭だったのだが。(もちろん、MN128が Win2000標準のドライバーで使用できると言うこともあった)

 アプリケーションの Win2000対応については、通常使用する物はほとんどすべて対応済みになったので問題はなく、ハードウェアの方も、ほとんどすべて対応したので問題はない。

 さて、Win2000にしたことのメリットというと...実はあまりない。(^_^;)
 Win2000にしたマシンは、ほとんど仕事用で、アプリケーションも開発用と2Dグラフィック用ぐらいしか入っていない。
 元々WinNT4.0だったので、ハードウェアの問題も少なかったし(少なくなるようにしていた)、ゲームもほとんどしない。
 結局僕自身はこれからのためのテストとしてしか使用しないと言う、ちょっと悲しい状態である。

 導入作業だが...思ったより苦労した。
 Win2000のせいではないのだが、4回もアプリケーションを含めたフルインストールをすることになってしまった。

 まず最初は何も問題なかった。
 OSのインストールは問題なく、アプリケーションもすいすいとインストールが進んだ。それは WinDVDを入れたことから始まった。僕は DVDVideoの視聴に、ビデオボードに付いてた WinDVD2000(Canopus)を使用している。Win2000対応済みだったはずなのだが、どこの相性が悪かったのか、WinDVDのファイルモード(ファイルを直接見るモード)で異常が発生した。実はこれは WinNT4.0でも同じだったのだが、ファイルオープンしようと思ったら WinDVDがフリーズする。WinNT4.0の時はフリーズするだけですんだのだが、Win2000にしたら、久々のブルースクリーンで落ちた。「ありゃあ?やっぱりだめなのか」と思って再起動したら...Win2000が起動できなくなってしまった。OSローダーの時点でフリーズするようになってしまった。CD−ROMから起動して修復を試みたが、どうやっても起動できない。結局Win2000ドライブを再フォーマットしてすべて再インストールすることにした。

 2度目のインストールは、今度は注意して、とりあえず WinDVDのインストールは見合わせた。
 2度目はすべて順調に進んだ。すべてのドライバーとすべてのアプリケーションをインストールし、正常に動作するようになった。
 「ここまでくれば一件落着」と思い、Windwos Updateをしてみることにした。たしか、HotFixがいくつか出てたはずだ。
 悲劇はここから始まった。(^_^;)
 WindowsUpdateで Win2000のアップデートが完了し、何事もなく再起動、いくつかのアプリケーションも無事に正常動作した。
 これで終わればよかったのだが、さて仕事をするかとなって、Access2000を起動したら...??アプリケーションエラー??
 いままで正常に動いていたのに、WindowsUpdateしてからアプリケーションエラーが頻発するようになった。しかも原因不明。
 HotFixをアンインストールしてみたり、Office2000のサービスリリース1を疑ったり、いろいろやってみたのだが、改善せず、もう一度インストールすることにした。

 3度目のインストール。
 今度は失敗しないぞと思いつつ、Office2000をSR-1にアップグレードせずに Win2000のみ WindowsUpdate。
 Office2000の SR-1をまず疑ってみたんですね。
 結局これは失敗でした。だめです。怪しいのは Win2000の HotFixの方です。
 日経Windows2000を読んでいたら、なにか Office2000と Win2000HotFixの相性についてちょっとだけ書かれてたので、Microsoftのサポート情報を見に行った。「J052309」である。
 現象は違うが、なんか怪しそう。

 4度目のインストール。
 これが現在の状態なのだが、Win2000の WindowsUpdateはしないことにした。サービスパックを待つことに。
 現在は安定している。
 ついでに、WinDVDもファイルモードを使用しないことにしてインストール。DVDVideoを見るだけだったら不具合発生しないんでね。


 実は、正常に動作してたんだけど、ちょっとしたことで、とんでもない事態になった。
 うちでは、マイクロソフトのインテリマウスエクスプローラーとナチュラルキーボードプロを PS/2接続で使っているのだが、Win2000をそのままインストールすると、キーボードが「101/102英語キーボードまたは Microsoft Natural PS/2キーボード」になっている。まあこれでたぶん正常に動いてたんだけど、「106/109日本語キーボード」の方が適切ちゃうの?とか思って、ドライバーを切り替えた。
 ここまではよかったのだが、ドライバー一覧に Microsoft Natural Keybord Proってのが見つかってから悲劇が始まった。
 「106/109日本語キーボード」でやってればよかったのだが、ついついドライバーを切り替えてしまった。
 ...2度とキーボードが使えなくなった...ついでにマウスも使えなくなった。(T_T)
 幸いにして、どちらも USB接続ができるので、現在は USBに接続して使っているが、PS/2がどちらも使えなくなったのは悲しい。
 もちろん、ドライバーを削除したり、手動で変更したり、PS/2と USBを併用してみたり、とかいろいろ試してみたのだが、PS/2が全く反応しなくなってしまった。IRQリストにはきっちり載っているのだが。
 これって、元に戻すことはできないのね。この直前に修復ディスクを作っておくべきだった。
 まあ、USBも Win2000で使えるようになったよってことで、あきらめるしかない。
 キーボードとマウスが使えなくなったら、どうしようもないことはわかった。(T_T)
 みんなも気をつけようね。(^_^;)