2000.11.13
ビデオデッキを購入その2。
2000.8.15の日記で書いたように Panasonicのビデオがあまりにも使いにくいと思ったのと、S端子でキャプチャできる MPEG2キャプチャ用機器を購入したから。だから、S-VHSを買った。
S-VHSといえば、昔画質にこだわってた頃に買って以来だが、今回は MPEG2でキャプチャするぞってことで、高品位の画質で録画できる S-VHSにした。もちろん、書き戻しやDVからのコピーも S-VHSならきれいだしね。
購入したのは、三菱の HV-SX200という機種だ。一応現行機種である。
<感想>
- やっぱり三菱の録画予約機能は使いやすい。が...
今回のビデオは、予約がオンスクリーンでもリモコンでもできるようになった。オンスクリーンは野球などの延長での時間変更が簡単にできるし、リモコンでの予約は単発の映画や特別番組を録画するときは便利だ。(単発の場合はリモコンで設定して転送するのが便利ですね)
そこまでは良かったのだが...非常に使いづらい点がある。
それは、リモコン。ジョグダイアルが付いているのは良いが、ジョグの付いていないビデオにあった、矢印ボタンが付いていない。ジョグを回すことによって、右や左などを選択するようになっている。
これが非常に使いにくい。
ボタンは1回押すというのが確実だが、ジョグになると1つ動きたいときでも2つ3つと動いてしまう場合がある。これは慣れの問題もあるので、まあ仕方がないとする。
最大の使いにくさはジョグは片手では操作できないという点だ。ジョグを操作するには、リモコン本体を片手でもって、もう片方の手でジョグを回すということになる。つまり、両手を使わなければ操作できないということだ。矢印ボタンなら片手で操作できる。片手に新聞紙を持って、それを見ながら操作することができない。どこかに新聞紙をおいて、それを見ながらオンスクリーンなりリモコンなりで設定する。これは改悪だと思う。メニューなどの操作用に矢印キーは残しておいて欲しかった。もちろん、慣れることによって片手でも操作できるようになるとは思うが、リモコンの一番下にジョグが配置されていることからもわかるように、両手で使うことを前提としていると思う。
- やっぱりS−VHSは高画質。S−VHS ETもきれいだね。
S−VHSにするとやはり画質はかなり良くなった。S−VHS ETも普通のVHSに比べればかなり画質はよい。見た目で違いがわかる。テレビやCATVの映画を主に録画しているのだが、かなり高画質になった。
- 良く使う機能の操作性はやっぱり若干良くない。(ただし、僕の使い方では)
これは完全に私見になるが、僕の良く使う機能として、
・カウンターリセット
・ビデオ音声切換
・倍速
・カウンター0ストップ
等がある。
これがすべて「ふた」の中のボタンかメニューで選ばなければいけない。
主に放映された映画を録画して使う僕としては、ここら辺の機能がすぐに操作できたらいいのだが、すべて使いにくい位置にある。前の三菱のビデオもそこら辺は改善して欲しいなと思っていたのだが、同じだった。メニューの操作がジョグになっているのでよけい使いにくい。
ただ、1つだけ僕にとってうれしいボタンが付いていた。それは「取出し」ボタン。昔のビクターのビデオやその他でもほとんど「取出し」ボタンがあったのに、最近のビデオのリモコンには全く付いていない。それが不満の1つだったのだが、今度のビデオのリモコンには付いていた。これは改善だと思う。
今度はちゃんと思ったものが買えたようだ。(^_^;