2001.4.24
エディタ最近の話
全部とはとてもじゃないけど言えないが、いろいろエディタを使ってきて、最近は、「TEAD」と「WZ」を使っている。
TEADは、DEKO氏作成のエディタだ。
何故この2つを使っているのか。
- TEADを使っている理由
まず、MDIじゃなく複数ファイルの編集を可能にしているところ。これは、まあ Borlandの統合環境で採用されているタグ式エディタというものだ。(正式名称不明)
今まで使った中で一番好きだったエディタは Emacs(unix/X68K)と MIFES(DOS)だが、今の僕の用途にはこの TEAD(Windows)がぴったりなのだ。
エディタ環境でかなりカスタマイズが効く。かゆいところに手が届くというか、僕が欲しいところはみんな持っている。
マクロ機能がある。現在出ているほとんどのエディタでマクロ機能があるが、このエディタは他にない特徴を持っている。このエディタで採用されているのは、これも DEKO氏作の PPA(Poor-Pascal for Application)だ。Pascalという名前が付いている通り、言語仕様は Pascalだ。
DEKO氏主催の Project-PPAというプロジェクトで作成されている Delphi用コンポーネントとその他用 DLLを利用していろいろなアプリケーションに搭載することができる。その PPAが搭載されたアプリケーションの1つがこのエディタというわけだ。
詳しいことは、DEKO氏のページを見てください。
DEKO氏のページに僕の使用しているメニューとマクロをサンプルとして掲載していただいている。
- WZを使っている理由
まあ、何故かというと、今のところ「検索」がツールバーにあって使いやすいということだろうか。他のエディタにも付いている物があるのだけど、TEADと WZでまにあっているから他のは使わないということで。
あとはバイナリーモードが付いているということ。このバイナリーモードはわりと便利で、拡張子が.datなど、一目でテキストかバイナリーデータかわからない場合に、とりあえず WZで開ければ切り替えができるので便利。全てのファイルタイプ(*)に TEADと WZを開くというメニューを割り当てておけばどちらでも簡単に開いて確認することができる。
WZ4になって、マクロがいまいち(ソース未公開のツールがあったりして)使いにくくなったので、あまりマクロは作っていない。
以上の様な感じで、現在のところ、TEADと WZ以外は使っていない。ちょっとしたチェックに秀丸は使っているがメインとして使うことはない。
エディタってのは人それぞれの好みであるから、これが良いからこれにしろ、ということは言えないが、まあ、こんな物もあるということで。