2001.5.31

 CPUクーラーの威力

 新PCのCPUクーラーを新しくした。
 何故かというと、最近気候も暖かくなってきて CPUも熱を持つようになり、CPUの温度上昇が激しくなってきたからだ。
 これで3台目になる。
 1つ目は、どこのメーカーかわからないやつ。3000円ぐらいだった。
 2つ目は、CoolerMasterの GALLILEO。5500円ぐらい
 そして今回は KANIEの Hedghogである。5800円ぐらいだった。

 パソコン工房で買ったのだが、先日パソコン工房に行った時に「おっ!こんなところにある」と思っていて、今日衝動買いしてしまった。今日は仕事で別の買い物に行ったのだが、必要な買い物が済み、変える間際に「やっぱり買ってしまおう」ということで、立派な衝動買いをしてしまった。
 1つ目は、全く話にならなかった。うちのマザーボードは CPU温度とマザーボード温度を見ることができるのだが、差が20度以上になり、CPU温度があっさりと50度を超えて「うわーこれはいかん」というわけで、急いで2つ目を買いに出かけた。

 2つ目は、まずインターネット上でいろいろ情報を集めることにした。
名称 URL
PC高速化マニアの部屋 http://www.remus.dti.ne.jp/‾hqm58721/
四万十川 五十歩百歩 の実験室 http://www2.osk.3web.ne.jp/‾simanto/
PC HEVO http://www1.neweb.ne.jp/wb/marvic/
TOMATO Over Clockers http://www.kumagaya.or.jp/‾touma/
 他にもいろいろあったが、ブックマークで残しているのは以上だった。
 で、何となく GALLILEOに惹かれてしまって購入してしまった。
 GALLILEOはやはり高性能で、CPUとマザーボードの温度差が10〜15度になった。通常使用時は温度差10度ぐらいで、CPU使用率100%時には温度差15度ぐらいになった。この頃は冬で、室温20〜25度ぐらいで、マザーボード温度は室温+2〜3度というところだった。
 ところが、最近になって気温が上がり、室温23〜28度(エアコン使用時・常時使用)という感じになって、マザーボードの温度は今まで通り室温+2〜3度という感じだったが、CPU温度が異常にあがりだした。温度差が15度を超え、通常使用時でも CPU温度が40度を超え45度前後に落ち着いてしまっていた。
 温度差は一定だと思っていたのだが、そうでもないようだ。ただ、ちょっと外してみると CPUコアにふれる部分のシールが剥がれかかっていて、銅部分が見えていた。そのままつけなおしてみたらやっぱり同じようだったので、シリコングリスを薄く塗ってみたが、やっぱりうまくいかない。少々削ってやってみたがあまり変わりない。この CPUクーラーは銅部分がでこぼこなので、きちんと削ればうまくいったかもしれないが、綺麗に削る自信がなかったので、新しいクーラーを購入しようと思った。
 3つ目はいろいろなサイトで存在は知っていたが、身近にあるとは思っていなかった。
 ところが、パソコン工房になにげにおいてあったのだ。ただし、DELTA製6800rpm付のものは無かった。DELTA製6800rpm付のものが出たので、パソコン工房にも出回ったのかな?とか思ったりしたのだが、勘ぐりはやめておくことにする。で、まあ、とりあえずこれでも良いかなと思って購入した。
 このクーラーはさらに高性能だった。
 現在室温24度、マザーボード温度27度、なのだが、CPU温度は+10度の37度になっている。CPU使用率100%で数十分動作させてみたのだが、CPU温度は+15度の42度までにしかならなかった。
 これは冬のGALLILEOでもだめだった。室温16度、マザーボード温度20度でも CPU温度は50度まで上がっていたのだ。もちろん正常動作していた時のことだ。


とりあえず書くことはこれだけだけど、良い買い物をしたようだ。オーバークロックなんてしないからこれでもう良い。


各CPUクーラー
名称 URL
GALILEO http://www.inter-pc.co.jp/coolermaster/
Hedgehog-238M http://www.est.hi-ho.ne.jp/kanie/



蛇足:
 仕事でマザーボードを買ったのだが、もう ISAバスの付いているマザーボードって少ないねえ。本当はインテルのチップセットとCPUでいきたかったのだが、そういうマザーボードがパソコン工房で売ってなかったので VIA+AMDになった。
 なぜ ISAバスが必要かというと、うちで以前作って使っている拡張ボードが ISAバスだからという単純な理由だ。PCI版に変更するには、ハード的にもソフト的にも修正点が多いのでそのままになっている。
 しかし...そろそろいろいろ考えなきゃいけないかなあ。