2002.11.19

 RealPlayerOneって...

 RealPlayerOnePlusを使っていた。
 今は RealPlayer8Plusに戻した。
 RealPlayerOneになって、数々の使い勝手が良くなった点があった...が戻した。
 何故戻したか...それは、拡張子が通常の RealPlayerの認識するものしかだめだからだ。
 RealPlayerOneになって、今までの RealPlayer+RealJukeboxのような感じになった。
 これが災いしたのか、*.rmなんかの RealPlayer以外のファイルをドラッグ&ドロップした時に、勝手にブラウザーが立ち上がってしまうのだ。そして開く事が出来ないとエラー。

 僕はビデオのオーサリングに RealPlayerは使わないのだが、いくつかの RealPlayer用ファイルを持っている。で、拡張子はいろいろあるが、その中には *.rm.origの様に拡張子を変更している物もある。
 この拡張子を変更した物でも、今までだったらドラッグ&ドロップして再生する事が可能だったのだが、RealPlayerOneでは、中身も見ずにブラウザーを起動しようとする。
 おかげで、かなりの数のファイルを簡単にみる事が出来なくなってしまった。
 これは関連付けを変更しても全く変わらない。RealPlayerの拡張子を持ったファイルしか再生してくれないようだ。

 というわけで、しぶしぶ前のバージョンに戻す事にした。
 ヘッダはちゃんとあるんだから、拡張子に関係無しで見てくれよな。

 そんでもって、マルチメディア統合環境なんて僕には必要ないんじゃ。
 *.rmは RealPlayerで、*.mpgは WinDVDで、*.mp3や *.midは音楽プレーヤーで。それぞれ別々に使いたいのよ。
 だってね。それぞれの使い勝手はそれぞれ専用の使い勝手があるから。
 それに、はっきり言って、RealPlayerの使い勝手は非常に悪い。
 100%拡大・50%縮小なんかは、メニューを開かないと出来ない。フルスクリーンもメニュー。フルスクリーン時はコントロールが無くて、メニューだけ。早送りや巻き戻しはない。等。
 せっかくこんなことが RealPlayerOneになってだいぶん改善されたというのに、RealJukeboxなんかと統合してしまうとは。

 実はこんなことは WindowsMediaPlayerでも同じ事。前の方が使いやすかった。フルスクリーンでの再生コントロールが表示されるのは良くなったのだが、要らないメディアガイドだのが表示される。もちろん、スキンで変更は出来るけど、前のと同じ使い勝手はない。早送りや巻き戻しもないのだ。

 早送り・巻き戻しが必要な理由は、長い時間のビデオを再生する時に、「ちょっと」早送りとか「ちょっと」巻き戻しとかしたいのだ。これが再生スライダーしか無いから、「ちょっとだけ」という操作ができない。
 ブロードバンドコンテンツが増えてくる中で、ビデオや映画の配信が始まっている。こういうのを見る時に、あのアバウトすぎるスライダーで「ちょっとだけ」をどう操作しろと言うんだ。1分ぐらい早送りしたいなあ、5分ぐらい巻き戻したいなあ、そんなときでも今の奴だと動かす事が出来ない。動かすと前へ行ったり後に戻ったり。
 RealPlayerも WindowsMediaPlayerも、これがなければ見る事が出来ないんだから、もっと使い勝手を考えて作って欲しいぞ。