2005.1.11
青色LED
青色LEDの発明に関する訴訟が和解したらしい。
僕は思う。「何考えてるのか?」
そりゃあ、私財をなげうって(もしくは自分でスポンサーを見つけるなりなんなりして)自力で発明した物を不当に奪われた、とかなら話は分かるが、全部自分だけの功績だと主張する、その気持ちが分からん。
会社の中で会社の資源を利用して、そのおかげで発明できたのと違うのか?
あんたがその会社にいなければ、発明できたかどうかもわからんだろ?
他の会社でも同じだということも言えないはず。あくまでも可能性だ。
それに、現在のような大規模な市場になるかどうかも(可能性として高かったとしても)わからなかったはずだ。会社としての対応がなければ、それこそ他の人間が発明していたかもしれない。
後になって、価値があったとか言って請求するのはおかしいと思う。
今後もこのような人間が続出するかと思うと、ぞっとする。
会社人間になれとは言わないが、会社に対する感謝はなかったのか?
もちろん、訴訟に踏み切る前に会社と交渉して、話にならなかったのかもしれないが、欲をかきすぎだとしか思えない。
こういう人間がどっかの大学の教授となって研究開発するとすると、大学の資源を利用して開発した商品を自分の功績だと主張して、別に会社を作って販売するようになるのではないか?
アメリカではよくある行為だと思うが、間違っていると思う。
以上、僕が考えた意見。
もちろん、背景は不明だ。