Koji の勝手な批評
・AISOFT DiskXII98
Windows98 のディレクトリ圧縮にはまいったので、DiskXII98 を導入した。
長所・短所等と分類せずに適当に書いていく。
バージョンアップがあり、DiskXII98v2となった。
2000.2.9(追加)
追加で感じたことを少々。
- 自動再圧縮を設定していると非常に遅い。
これは、たぶん非力なマシンで高圧縮モードを使用しているからだろうが、再圧縮指定したディレクトリは何でもかんでも再圧縮する。で、大きなファイルをアクセスすると非常に遅い。
しようだろうから仕方がないので、自動再圧縮は使用しないようにした。まあねえ、最初に圧縮するときにあれだけ時間がかかったんだからしようがないか。
- なんかメモリを非常に喰う?
導入してから、スワップファイルの容量が爆発的に増えた。これが使用メモリが増えたからか何か知らないウィンドウズのパラメーターでスワップファイルの容量を設定しているのかわからないが、導入直後からスワップファイルの容量が増えたことは間違いない。
もちろん、何度も再インストールしているので、何度もチェックしてみたが、DiskXIIをインストールした直後(再起動後)から、スワップファイルが増えている。
システムプロパティの仮想メモリの設定を見てみたが、何も変化は見られなかった。
うーん。DiskXIIが潜在的に使うメモリ容量がかなり大きいのだろうか?
その分、マシンの体感速度が遅くなったのは気のせいではないと思う。
うち、メモリは128MB載せてるんだけどなあ...
- ・再圧縮が自動で可能(V2)
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Version1では、圧縮済みファイル使用後は再圧縮を手動でしないと、圧縮が解除されていたが、Version2から自動で再圧縮してくれるようになった。
- ・圧縮率は変わらない(V2)
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圧縮率も上がったと思ったのだが、これはあまり変わらないようだ。せっかく導入したにもかかわらず、ほとんどハードディスクの容量は変わらない。(T_T)
これなら、圧縮率が?%以下だったら、圧縮しないというオプションが欲しい。たとえば、圧縮率が1.5%以下だったら圧縮しないとか。
圧縮しない拡張子が指定できるが、それは圧縮してはいけないという拡張子にして、圧縮しても良いファイルに関しては、LHAやその他の圧縮ツールの様に、圧縮してみて圧縮率が悪ければ圧縮しないということにして欲しい。
- ・ディレクトリ単位で圧縮できる
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Windows98 + Plus98 でできなかった、ディレクトリ単位の圧縮ができる。
実行ファイル、データもすべて圧縮し、そのまま実行できる。
- ・もちろんファイル単位で圧縮できる
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ディレクトリ単位の圧縮と言っても、圧縮ツール自体がディレクトリをたどるだけであって、実際はファイル単位の圧縮をしているだけである。
- ・ちゃんと FAT32 でも動作する
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Windows98 + Plus98 でできなかった、FAT32で使用できる。
ドライブスペースはこれ以上バージョンアップすることはないだろうから、これは良い。
まあ、ディスク自体に直接にアクセスするわけではないから当たり前だが。直接アクセスしてたら怖い。
- ・思ったより圧縮率は悪い
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圧縮率は、ドライブスペースの UltraPackの方が良い。
ごくたまにしか使用しないファイルの場合、展開が非常に遅くてもいいので超高圧縮して欲しい。
- ・使用したファイルは再圧縮が必要
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一度書き込みなどを行うと、ファイルは元に戻る。
圧縮エージェントで、時々再圧縮しなければいけない。
自動圧縮はちょっとプログラム的に難しいし危険だと思う。
ドライブスペースのようなドライブ毎と違い、ファイル毎に書きこみ時に自動圧縮する機能は必要無いと思うが。OSのサポートが無いと怖い。WindowsNT の NTFS の場合はOSがサポートしているから使うのだ。
<総評>
Windows は、Microsoft Corp. の著作物です。