Koji の勝手な批評
・Software DVD Player
2000.8.30
いきなり訂正です。
WinDVDの SPDIF出力ですが、再生中に見たところ、設定できるようになっていました。再生中しかわからないようです。
ボード添付版(1.2)から 2000にバージョンアップした時点で 5.1ch出力できるようになっていたようです。
5.1ch出力ができないのは、WinDVD2000自体がボードに添付されているものだけのようです。
訂正してお詫び申し上げます。
ただし、Windows2000では、サウンドボードのドライバーの関係上 SPDIF出力はできません。なぜなんでしょうね。
2000.8.29
いくつか使ってみました。
使用したのは、
- WinDVD2000(カノープスビデオボード添付版+バージョンアップ)
- PowerDVD2000(オンライン販売)
- Software Cinemaster99(DVDに添付)
の3つです。
環境
- Gateway2000 GX-550 PentiumIIIXeon550MHz(Dualじゃないの(-_-メ)日記参照)
- OS: WindowsNT4.0(旧) and Windows2000(現) and Windows98SE(現)
- Memory: 256MB(SDRAM PC-100)
- Video: Canopus SPECTRA 7400 (GeForce 256)
- DVD-ROM: Pioneer DVD-104S(旧) and RICOH MP9060A(現)
- Sound: Creative PCI64(旧) and Xwave Elite Value(現)
- Speaker: ノーマルステレオ(旧) and IO-DATA P2DiPOLE(現)
DVDビデオソフト(ついでに僕個人の評価を...(^_^;))
- アルマゲドン(評価○:それなりにおもしろい)
- MATRIX特別版(評価○:それなりにおもしろい)
- ハムナプトラ(THE MUMMY)(評価×:買っちゃだめリスト行き)
- シックス・センス(THE SIXTH SENSE)(評価○:それなりにおもしろい)
- WinDVD2000(第1位?)
- ほとんどすべて最高だと思う。
僕が購入したときは WinNT4.0に対応している製品がほかになかったので使用していたが、WinNT4.0ではこれだけが唯一まともに鑑賞できた。
ハードDVDプレイヤー(MPEGボード含む)を使用したことがないので、画質がどうとかは詳しくわからないのだが、安物VHSビデオテープよりは良い。17インチにフル画面で再生しているが、きれいだ。
- コマ落ちもほとんどない。
DVD-104Sを使用すると、ほとんどコマ落ちがなかった。「アルマゲドン」と「MATRIX」の一部画像変化の多いところで若干コマ落ちするが、鑑賞に耐えないほどではない。
ただ、MP9060Aに変えてからはかなりコマ落ちする。鑑賞できるが、画像変化の多い少ないに関わらず、一部コマ落ちする場合がある。これは CD-ROMや DVD-ROMを利用している場合も同様で、時には読めないセクターが発生する場合がある。うちの MP9060Aが故障しているのか、MP9060A自体に問題があるのかはわからない。DVD-104Sが調子が悪いので、現在修理に出すわけにはいかないから困っている。どちらにしろ、まあ、原因は MP9060Aの方だ。
- ボード添付版なので、5.1ch/SPDIF出力ができない。
PCI64とステレオスピーカーを使っていたときは気にならなかったが、XwaveとP2DiPOLEを使い始めて大いに気になってきた。実はサウンドの設定がグレー表示になっていたのはサウンドボードのせいじゃなくてボード添付版の制約だったことに気がついたのが Xwaveに変更した時だった。「ああ、これが4ch以上は聞けません」ということだったのかと。
2500円で 2000にバージョンアップしたのだが、これなら別に購入した方が良かった。いや、5.1ch出力付きのバージョンをバージョンアップラインナップに含めて欲しかった。カノープスのサイトを見たら、こそっと「ボード添付版以外」と書かれていた。次のバージョン WinDVD DHへのバージョンアップは5.1chにも対応しているようだが、どうも3500円になりそうだ。おいおい(-_-メ)。(もしかして、前のバージョンアップでも5.1chに対応したバージョンアップもあったのだとしたら、ごめんなさいm(__)m)
- PowerDVD2000(第2位?)
- かなり良い。が...
PowerDVDが PowerDVD2000になって WinNT系に対応したので購入してみた。
はっきり言って WinNT4.0では使い物にならない。もちろん、ドライバーのせいもあるのだが、ハードウェア動画補正は使えないようだ。設定の技術情報を見ると、「MMX」「SIMD」以外はすべて「Not Available」「Not Detected」になっていて、コマ落ちはするわ画像にノイズが入るわで使えない。うちの環境が Windows2000になってからはかなり改善されたが、やはり「MMX」「SIMD」以外はすべて「Not Available」「Not Detected」になっているので使えない。(これは WinDVDではどうかわからないが、WinDVDではきれいに再生されている(オプションも有効になっている)ので、WinDVDでは対応しているのだろうと思われる)
- Windows98SEでは問題なし。
うちは Win98SEと Win2000をデュアルブートにしてあるので、Win98SEで使用してみたところ、全く問題なく使用できた。
もちろん、サウンドに関しても SPDIF出力ができるので、全部の機能がフルに使えている。WinDVD2000の方はボード添付版の制約で SPDIF出力が選択できないので、DVDビデオの鑑賞は Win98SEの方で PowerDVD2000を使用してすることになるだろう。
- Cinemaster99(選外)
- Windows98SEでも話にならない。
まだ比較対象が WinDVDしかなかったのだが、全くだめ。画質がどうのとか言う以前の問題だ。まともに動かないし、OS(Win98SE)ごと落ちるし。
- Windows2000には(もちろん)対応していない。
なんでも Cinemaster2000では対応したようだが、WinDVDと PowerDVDがあるからバージョンアップはしない。Cinemasterにだけしかない機能って無いしね。
<総評>
WinDVD2000も PowerDVD2000もかなり有名なソフトなので、こういう感想はあまり意味がないかもしれないが、僕は WinNT4.0/2000では WinDVD2000を、Win98SEでは PowerDVD2000が良いと思った。ただ、Win98SE+WinDVD製品版は見たことがないので、SPDIF出力可能ということも考えると、Win98SEでは WinDVD2000でも PowerDVD2000でもどちらでも良いかもしれない。
Cinemasterは 2000になってからはどうなのかわからない。ドライブ等に添付されていたら、まず使ってみましょう。DVDビデオを鑑賞するだけだった問題ないかもしれないから、WinDVD2000/PowerDVD2000を買う前にチェックしよう。Cinemaster99だったり、使っているのがWindows2000なら違うものを買った方がいいかもしれない。