やっと、マイナーバージョンアップがあって、Version 1.1aJ になった。
で、以下にどうなったか、少し書いておく。
前の文章には、赤でノートを書いておいた。
一応 readme には、以下の追加機能があったとある。
- スペルチェック
(英語のページを作るときは必要かもしれない)
- フォント管理
(やっぱり今は基本的にフォントの指定はサイズ・色のみを使用するほうがいいと思う)
- フォントグループの使用
(フォント管理と同様で使用しないほうがいいのでは?)
- フレームセット枠
(枠のサイズが0にできるようになったそうだが、元からできて当たり前だと思うのだが)
- 標準ページ設定
(こういうのは、おまけの機能では?)
- ドラッグアンドドロップ機能
(この機能は使うの?)
- HighLights ディレクトリ
(日本語に訳していたら役に立ったかもしれないのに)
- 日本語・英語ユーザインターフェース機能
(リソースの切り替えができるようになったということか?)
- プレビューモードで JAR ファイル内に格納されたアプレットを呼び出して実行することができるようになりました。
(Javaアプレットを使うときは便利かな?)
- 読み込みおよび保存時の文字エンコード機能を強化しました。
(これは完全に不具合修正でしょうが)
このマイナーバージョンアップは、不具合修正にちょっと機能を追加して「すべて追加機能」と言い切ったような感じ。
いまいちですねえ。
で、よくなったかというと、さらなる不具合が出てきたような感じがする。
例えば、こういうのを書く。
1行目
2行目
3行目
で、この3行をちょっと大きくしたいということで、
<BIG>
1行目
2行目
3行目
</BIG>
と、ソースウィンドウで修正する。
まあ、ここまでは良い。
で、この3行を中央に持ってこようと思って、そのままソースウィンドウで、
<CENTER>
<BIG>
1行目
2行目
3行目
</BIG>
</CENTER>
とする。
これがうまくいかない。ページウィンドウも全く変わらない。ソースウィンドウに戻っても変化なし。
で、プレビューしてみると、やっぱり同じ。またソースウィンドウに戻ってみるとさっき挿入した<CENTER></CENTER>が無くなっている。
このプレビューという動作をトリガーにして、削除されてしまった。
おいおい。
これが、ページウィンドウで、中央にすると、<P ALIGN="CENTER">が挿入されてうまくいく。
なんじゃこりゃ?
もしかして、自分のやってほしいタグ以外は削除する場合があるってのか!?
他にも、勝手にタグの位置を変えてしまうとか(改行を削除するっていうことではなくて、全く違う位置に持ってくるので、表示イメージが変わる)あって、前に書いていたソースを
Visual Page で編集するときも困ってしまう。そう特別なソースは書いていないんだけどねえ。
こういうタグの整形フォーマットは別のファイルにして、カスタマイズできるようにして欲しいよねえ。
たとえば、
(tab = 4)
で、
(tab)<META *>
とか、
<UL>
(tab)<LI>
</UL>
とか、言う感じで、ソース整形ファイルってのを作って、それを見てソースを整形すると。
多少難解なフォーマットでもソースの美しさを考えるやつなら自分でなんとかするって。
<FONT COLOR="#000000">をすべてに埋めこまれたときはあせった。(これは前からあったけど)
<BODY BACKGROUND="http://www.dd.iij4u.or.jp/‾k-shiota/images/sdjback.jpg">
<FONT COLOR = "#000000">
こうやって、書いてただけなんだけどねえ。全部黒の文字だったのに...
他にも、勝手にソースに改行を入れるな!
<FONT COLOR="#66FFFF">
を、
<FONT
COLOR=#66FFFF">
とするな!
別に、ソースの横の行数を指定しているわけではない。勝手なところでワードラップするな!
で、必要ない機能として、直前に編集してたページを起動と同時にオープンする。こんなこと必要ないぞ。
必要だと思っても、オプションで制御できるようにしておけよ。Netscape なら、ブラウザでもできるぞ。
こういうのを、「小さな親切大きなお世話」って言うんだぞ。(-_-メ)
やっぱり、Symantec のツールは不具合多いわ。それでもって、なんか修正したら別の不具合が発生すると。
Symantec C++ の時からかなあ。便利そうだったけど、Windows が不安定になる(といっても3.1だからアプリが落ちると一緒に
Windows も落ちる)から使わなかった。
Norton Utilities も、Windows 版になってから、不安定で不具合が多いし。Windows 自体が不安定って言っても、結局アプリ自身のせいで不安定になってしまう場合も非常に多い。
なんだかなあ。
Symantec の製品が本当に安定して使える時って来るのだろうか?心配だ。製品自体は面白いし便利なのに。
まあ、Visual Cafe も面白そうだけど、Visual Page がこの調子じゃあ、買う気が失せるねえ。
(これは、1.1aJで直っていた)
何行か書き進んだところで、バグを発見してしまった。
それとも、設定がおかしかったのだろうか?
原因は謎だが、こういう現象が起きた。
- ページウィンドウで普通に書いていく。
- ページウィンドウで、アンカーを適当に作成する。
- ソースウィンドウに移ると、編集結果が反映されるので、ソースウィンドウ上でアンカーを削除する。
- ページウィンドウに戻ると、表示がおかしくなる。
- ページウィンドウで何か少しでも編集する。
- ソースウィンドウの編集結果もおかしくなる。(これは妙な文字コードになったのを無理矢理デコードしているからだろう)
- ページウィンドウに戻り、[編集][プロパティ][ページ]を見ると、読み込み時の文字エンコードが SHIFT-JIS になっているので(自動判別のままの場合もあり)、自動判別に変更する。[OK]を押す。
- ページウィンドウの表示が元に戻る。
- ソースウィンドウに移ると、表示が正しくなる。
まあ、慌てなければ書いた文章が無くなることはないので、被害はないのだが、僕は最初に慌てたので書いた文章が消えた。(T_T)
いろいろやっていくと、この現象はほかの場合でも起こるようだ。
さて、気を取り直して批評に移ろう。
・ページとソースを同時に見て、編集することができる。
これは、僕のような元々ソースをエディタで編集してきた野郎にとってはとてもうれしいことだ。ソースウィンドウで確認しながら、ページウィンドウで書くことができる。もちろん、ソースウィンドウを直接編集して、結果をページウィンドウで見ることもできる。
どちらの編集結果も、リアルタイムに表示されるわけではないが、どちらかのウィンドウをアクティブにすればもとの編集結果がその場で反映される。
僕のように、表現方法が気になるような野郎には精神安定上、大変良いことだ。
・ソースは好みにもよるが、あまりきれいではない。
これは、本当に好みの問題になると思うのだが、やっぱり自動的に作成された html は汚い。
今まで見たやつよりは多少ましのような気がするが、エディタで書いてたことを思えばこちらのソースは人に見せることができるものではない。
・画像、リンクの扱い方がやっぱり困る。
僕は、複数のプロバイダに入っていて、メインのホームページはどこそこ、画像はどこそこ、CGI はどこそこという感じで使っているので、エディタでないと編集できない。リンクにしても、同様だ。まあ、どちらも設定時に手動で入力すればいいのだが、入力がテキストボックスではなくて、コンボボックスででも入力できるなら、多少便利になったのだが。できれば幾つか設定しておいて選択できるのが便利だと思う。まあ、1つしかプロバイダに入っていなくて、ローカルなディレクトリ構造そのままでホームページを作っている場合は、いいのだろう。でも僕は不満だ。ただ、僕の思っていることができるツールは今のところなさそうだ。
背景画像が、僕は別のプロバイダなので、必ずエディタ入力になってしまう。あと、バナーとかも同様だ。
エディタでアクセスカウンタを追加してみた。Netscape の様に画像に変換されてしまうことはないようだ。ただ、HTMLタグとして入力しなければいけない。簡単に入力できるのは、ローカルなディスクにあるもののみのようだ。(T_T)
まあ、簡単にしかまだ使っていないので、批評を書くのもなんだけど、今までで一番使いやすいような気がする。
でも結局はざーっと書いた後、エディタで手直しすることになるんだけど。
修正は一番少なそうだ。
あと、心配なのはバージョンアップ。少しだけ使ってみたのだが、それだけでも動きの怪しいことが幾つかあった。
この修正はあるのだろうか?
Visual Cafe とかはマイナーバージョンアップをどんどんしているのに、Visual Page は一っ言もない。
Symantec にはサポートをそう期待していないが、Visual Page が Visual Cafe に同梱されるという話があるので、単体のバージョンアップがないような気がしないでもない。Visual
Cafe のバージョンアップに含まれてしまいそうだ。
ただでさえ、Symantec のサポートは遅いのに。特に日本語版は。
(一応、マイナーバージョンアップがあった)