Koji の勝手な批評
・XVD encoder plus
2004.2.11
BHAからXVD活用ガイドブック(消費税・送料込み550円)というのが出て、なんでもいろんな場合の参考パラメータを書いてくれているとか。せっかく買ったXVDを使えるようにするために購入しました。
が...んー。どういう動画の時にはこういうパラメータが良いよって書いてくれているのは良いんだけど、僕の使う用途の字幕やテロップ文字を読みやすくする場合の説明がない。やはり苦手か?
手持ちのTVを録画したMPEG2ファイルを説明通りに色々試してみたんだけど...だめだ。まあそれなりに元画質とあまり変わらない画質でできあがった物もあるのだが、その場合はサイズもほとんど変わらない。MPEG2と同じぐらい。それじゃあ意味ない。見た目の画質があまり変わらずに小さいサイズになってくれないとわざわざXVDにする意味がない。録画した時のままMPEG2ファイルで持っていた方が良い。MPEG2ならDVDプレイヤーソフトでも読めるし。
僕のように字幕付き映画なんかを録画してサイズを小さくしようと考えている人は、やっぱりXVDは使えないでしょう。
2004.1.3
ある人に教えてもらって、TMPEGEncのバッチエンコードができるのがわかったので、これで何の問題もなく XVDを使わなくなりそうです。(^_^;
2003.12.8
先月購入して、1ヶ月あまり使っている。主に MTV2200SXで録ったテレビ番組の MPEG2ファイルを圧縮することに使用している。
- 圧縮速度が速い
圧縮のスピードはかなり速いと思う。本当にほぼ実時間で圧縮できる。
- 画質は?
はっきり言って画質は悪い。画質を良くしようと思ったら圧縮率が悪い。DivXと同じぐらいの圧縮率にすると、目に見えて汚い。何が一番気になるかって、文字が汚くなる。読みづらくなる。
ほとんどのソースがテレビ番組の録画なので、いつも見ると消すから 352×240で録っているのだが、XVDで圧縮すると明らかに画質が下がる。縞模様はムラになる。
僕の場合、評価記事のソースはあてにならなかった。
僕の使っているソースの場合、DivX+MP3の方がサイズが小さい上に綺麗だった。
- バッチエンコードは良い
複数のファイルをしていて、それぞれで画質をカスタマイズして、一気にエンコードってことが出来るから、いくつか録ったテレビ番組を寝る前にセットしておく、という使い方ができる
テレビ番組(MPEG2)->DivXの時は面倒だから TMPEGEncを使って aviに書き出しているからバッチエンコードできなくてつらい(2004.1.15 AVIファイルも普通にバッチエンコードできる事がわかったので、問題なくなりました。(^_^;)。
カノープスの XPack2でも購入しないといけないかな?DivXのライセンスが2つになっちゃうのでもったいなくて買ってないけど。
- コーデックがない!?
映像・音声が1パックになっているからかもしれないけど、コーデックがない。つまり、コーデックを使用するアプリケーションからは使用できないって事だ。
だから例えば、映像ファイルと音声ファイルがあっても、それを結合してXVDファイルを作る事ができない。
専用アプリケーションからのみしか使えない。
<総評>
うーん。評価記事につられて DivXの替わりになるかなと思ったんだけど、無駄に終わってしまった。
ちなみに、僕の DivXの設定は、5.1.1を使って、1Pass-QBで 4(90%)、あとはほとんど何も無し。キーフレームを300にしているぐらいかな。それでも、XVDencoderの設定にある「04 高品質 1296kbps」よりも綺麗だった。
がっかり。
まあ、でも、ソースによって変わるだろうから、やってみないとわからないんだけどね。